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【腹ハク】2018年12月のこと

別ブログ「腹にハクがつきました。」から記事を移行。

2018年12月のこと

このころから、当ブログにも記録を残しているので、ところどころ差し込みます。

偶然か、必然か(12/1)

とある地元のイベントに参加したときのこと。

実施日の数日前にイベントを知り、興味ある内容だったのでダンナにも声をかけたけど、ダンナは都合が悪く参加できず。

滅多にない機会だし、入院前だし行けるうちに!とか、楽しそう!というので1人で申し込みました。

当日、集合場所に行ってからふと思いました。

今年亡くなった同じ卵巣がん友達のご主人、このイベント好きそうだから、もしかしたら参加しているかもって。

でも、その場所にはいなかったので、まあ、そんなものかと思いました。

見学イベントなので、ぞろぞろ歩いていたのですが、途中で見かけたお顔が……。

人の顔を覚えるのが苦手なので、違うかな?と思ったけど、そのご主人らしき人がいる。

やっぱりそうだったようで、ご主人のほうが気づいてくださり、久しぶりのご対面。

彼女のお通夜のとき以来(お葬式には参加しきれんやった)。

ちょっとやせたようにも見えましたが、興味あるイベントに参加しているぐらいなのでお元気そう。

私の体調などを聞かれたので、再発治療に入るんですと伝えました。

その後は、ガイドさんの説明の説明(←いろいろ詳しい)をしてくれたり、歩く途中で時々会話をしました。

イベント終了後、お互い体調に気をつけましょうと別れました。

友達についての会話は全くしなかったことに気づきました。

彼女が亡くなってから、主治医の愚痴(同じ主治医でした)を言い合ったり、こんなことが病院であったんだよという話だったり、読んだ本の話だったり。

そんなことが全然できなくなりました、と話すのを忘れていました。話さなくていいことなのかもしれないけど。

帰り際、樹齢400年以上はたっているというクスノキを教えていただきました。

長生きしている木はパワーがありそうなので、すぐ私は触っちゃうのですが、ご主人がパワーをもらってねと言ってくれました。

その場所に行ったら、また触れてこようと思います。

手術前の検査あれこれ終了(12/3)

手術をすることになったので、先週、外科へ。外科は3回目(1回目は脾臓全摘、2回目はCVポート)で、また違う先生。

外科の先生はてきぱきしていて、どどどーっと手術前の検査を入れてくれました。

その日は、採血(4本も採った)、レントゲン、心電図、肺活量。

翌日は大腸の内視鏡。そして今日は胃カメラ。ともに5年ぶり(初発の手術前以来)。

大腸内視鏡の写真はスマホで撮らせてもらったけど、ネットで公開するのはやめておきます……。

異常はなかったです。内部は。

上行結腸の部分は外から何かに圧迫された感じになっていて、そこに再発野郎(再発娘にしておくか?)がいる様子。

手術は早くても12月中旬の予定(延期あり)なので、来週1週間はゆっくりできそう。

たまったドラマや映画の視聴と、どこかへ遊びに行くんだ。何かおいしいものも食べよう。

今日は胃カメラで朝から絶食だったので、昼ご飯を外で食べてから帰りました。

オムライス(中は鶏飯。鶏飯は普通に食べたほうがおいしかったかも)。ま、おいしくいただきました。

ダダ漏れである(12/5)

婦人科の外来day。

といっても検査もなく、診察もなく、先日外科で話したことを伝えたり、今後の抗がん剤の予定を聞くための外来でした。

今日は朝から手術とおっしゃっていたので、診療日ではないらしい(←5年もお世話になっているのに把握していない私)。

終わってから時間をつくってくださったようです。

手術の後だから何時になるかわからんしと、持参した「ニッポン超越マニア大全」

をのんびり読もうと思っていたのに、お一人のマニアさんを読んだところで呼ばれた。

うん? どこから声がする? しかもフルネームで「ずきみさーん」と呼ぶ声がする……。

診察室ではなく、通路から先生がフルネームで呼んでいる。

個人情報ダダ漏れである(これもいつものこと 笑)。

「診察室が空いていなくて」と、通路にあるいすに2人で座ってお話。ここかいっ!

外科から話は行っていたようでした。

抗がん剤は手術から1カ月以内には始めたいとのこと。そうすると、もう来年だな。今年はハゲずに年を越せそう。

次の予約(抗がん剤の開始日などを決めるための外来)は、入院中に婦人科の受付に来て予約してね。

ほら、ずきみさん、受付には顔覚えられているでしょう?的な感じでした。

いいよ、いいよ、私、散歩がてら婦人科外来まで来るよ……。

図書館に寄り、しばらく来られないから借りない予定だったけど、2冊借りてしまう。

大腸の手術になるかもしれんからと、借りてみた。今まで興味なかった大腸を切るという世界(?)。こうやって人は知識を広げていくのか……。

楽天スーパーセールだからではないけど、5度目の抗がん剤となれば、もう本当に薄毛のままの余生じゃろうと、帽子を2つ注文、ポソンもまた注文(ロングは人気なのかほぼ品切れだった)。

いつも買わないような帽子を注文(もう発送済みらしい。早い!)

迷彩柄は残っていたポソン

冬の足下はこれでしばらく大丈夫。

手術日決まる(12/13)

やっと入院日や手術日が決定。

前に聞いていた予定どおりだけど。

(でも、あらためての病棟からの入院のご案内が来ないぞー)

再発がわかってから、落ち込む暇なくドタバタしていたのだけど、それもやっと落ち着いたので、念願だったバイオパークに行ってきました。

かわいいーっ。むふーっ!!

入院に必要なものを買ったりしていたら、気持ちが落ち着かなくなってきましたが、まあ、なるようにしかならんか。

クリスマスはちょうど入院中なので、ケーキは食べられないかも。

卵巣がんだけど大腸がんの術式になる(←大腸横に再発した)ので、大腸切りますと言われました……。

必要な諸方面に入院の連絡。

実は両親には言っていません。直前まで手術日がはっきりしなかったのもあるし、母に言うと、慌てて長崎に来そうだから(前回がそうだった)。

来てもらったら確かに助かることは多いけど、もうすぐ後期高齢者、この寒い時期に具合悪くなられたらたまらん。

妹には言っておきました。あ、弟にも言っていこうかな。

明日は友達とランチ!

病気のことも知っているので、気兼ねなくあれこれ話せそう。

明日から入院(12/16)

とっちらかった部屋のまま、明日から入院します。

再発治療で入院が決まってから、あれもこれもやっておかねばと

波佐見焼の松原工房さんに行ったり

おいしいランチ食べたり

石割りしたり

バイオパークのカピバラ見に行ったり

ランチの後も長々と話が終わらなかったり

2年前の脾臓全摘の手術のときも何もできなかった様子。

あのときはメール更新でこちらのブログを更新していたのだけど、今回はTwitterで記録しておこうと思います。

無事手術終了、退院(12/27)

手術(19日)から1週間ちょっと、退院しました。

間にクリスマスが入りましたが、ケーキ……は私には出ず(術後食のためか)

デザートは出ました(^_^)

同室の姉さんと救急外来の出入り口から抜け出し(守衛さんにはあいさつしてから)

病院外のイルミネーション(があるのを知らなかった)を見に行きました。

快調な入院生活でしたが、退院予定日の2日前に謎の腹痛(胃痛?)と吐き気に襲われ、退院は延ばしてもらったほうが安心……

だったけど、レントゲンを撮っても異常なく、そのまま予定どおり退院となりました。

吐いたときの具合の悪さを思い出し、あれ以来、あまり食べられません。

そしてよくかんで食べるようにしました。

全く消化されずにごろっと吐いてしまったので(食事中の方、失礼……)。

時々、おなかも痛いです。

何かあれば入院してもいいからと言っていただいた(?)ので、無理せず、具合悪くなったら病院に駆け込みます。

でも、年は越したいなあ。

しばらくおとなしくしようと思ってはいますが、ぐうたら主婦の私でも家に帰ればあれこれ気になりました。

明日から少しずつ気になるものを解消していこうと思います。

腹ハク
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この記事を書いた人
ずきみ

卵巣がんサバイバー
再発×4の治療後、経過観察中

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