積ん読が減りませんが、ついつい本を買ってしまいます。活字中毒では全くありません。買うときが一番楽しく、わくわくするんです。
しかし、このままでは本は積み重なるばかり。最近は、寝る前のお酒は控え(翌日に残ることが増えたので……)、その分、本を読むことにしています。
最近読んだ(積ん読を消化した)のはこの3冊。
「考える力をつける本」畑村洋太郎
以前「失敗学のすすめ」という本を読んだことがあり、失敗学の先生と覚えていた畑村先生の本が本屋さんにあったので購入した「考える力をつける本」。
「考える力」とは、「まわりの状況を自分なりに分析して、進むべき方向を自分の頭で考え、自分で決める力」のこと
「考える力をつける本」3ページ
「正解のない問題に対し、そのたびに自分たちが最善と考える答えを出していくこと」
「考える力をつける本」5ページ
ビジネスの世界の話ではなく、今、自分が置かれている立場、私ならこれからの治療をどうしていくか、どう生きていくかなどにも当てはめることができるなと思いました。
「人」「モノ」「カネ」「時間」「気」という五つの視点
「考える力をつける本」より
逆演算の見方
頭の中に浮かんだものは、どんなことでも文字や絵にしておく
など、これからのヒントになりそうなものがいろいろありました。
「一切なりゆき ~樹木希林のことば~」樹木希林
樹木希林さんは、無駄なものは受け取らず、シンプルな生活をしているのは知っていたので、そのあたりのこととか、全身がんを公表されていたので、病気に対する考え方も知りたくて読みました。
参考にしようと思ったことや、そこまではできないかもという部分などもありました。自分たち夫婦が死んだら供養してくれる人がいないからと、娘の也哉子さんには婿養子を求めていたと書いてあり、自分たちがいなくなってもいいように始末をつけているのかなと思っていたので、ちょっと驚き。
夫の内田裕也さんとのエピソードなど面白く。俯瞰で物事を見るようになったという点、私もそうありたいと思ったり。
周りはカツラだとうすうす気づいている状態で、アクシデントでカツラが落ちたとして、周りの人がどんな反応をするのかを見るのが面白いという話、ヅラな私にはちょっと恐怖(笑)。
「南極ではたらく」渡貫淳子
ドラマの「面白南極料理人」や映画の「南極料理人」が好きです。原作本も読みました。
南極で働くということに興味もあり、本屋で見かけた「南極ではたらく」という本を購入。
主婦だった著者が一念発起して南極にチャレンジした話や、実際の南極での生活などが書かれています。リメイクレシピも掲載されています。
女性で、そして40代で南極に行かれたというのはすごいチャレンジだと思います。普通なら無理と思ってしまいそうなことかもしれないけど、後悔したくなかったんだろうなあ。>> 「後悔したくない。だから南極に行くーー「悪魔のおにぎり」を生んだ調理隊員・渡貫淳子さん」
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