卵巣がんの上行結腸播種性転移疑い(先生のメモ書きより)ということで、入院、手術し、大腸を切除しました。
手術後の備忘録です。
7日目
部屋移動。ナースステーションから一番遠い部屋に移動。もう退院間近だから? いきなりの遠方移動でした。
痛み止めを使わないでも何とか動けます。
テレビの2時間ドラマも見ることができました。
食欲もあり(この日は五分がゆ)。
持参したダイソーのクロスワード誌の問題を解きながら、そういえば昔、クロスワード作家の通信教育を受けたような……と思い出す(当然挫折)。久しぶりのクロスワードが楽しい!
点滴が外れ、ドレーンのみになり、さらに身軽になりました。
8日目
この日は全がゆ。豆腐がおいしい!
前回の外科入院時、同室のお姉さん方から、おかゆには味付けが必要!と、ふりかけやらのりやらいただいたのを思い出しました。
あのときは食欲もなく、水分が多いばかりのおかゆがちーっともおいしくなく食べられずにいたけど、お姉さんたちにいただいたふりかけなどでしのいだのでした。
体重測定をしましたが、点滴と栄養剤とおかゆだけだったのに、あいかわらず術後なのにやせていません(変わらず)でした。
手術後、初めてのお通じ!
コインランドリーの帰り道だったので、近くにあったトイレに駆け込んだのですが、術後初めての排便はあっという間に自動洗浄で流されてしまい、確認できませんでした。下痢ではなかったはず。
身軽になったので、買い物などぶらぶらしていたら、言葉を発しながら歩いてくるおじいちゃんがいたのだけど、その気持ちがとてもよくわかります。気合いを入れたり、自分を励まさないと、私はまだまだしっかりと歩けないのです。
夕食後、クリスマスのイルミネーションがあるというので同室の姉さんと部屋を抜け出し(?)写真撮影会。
この日にドレーンは外れたと思います(記録なしでわからず)。
9日目
予定では翌日退院となっていたのに、師長さんからは3日後と言われ、先生に確認すると「あれ? 明日になっている?」とちんぷんかんぷん。次の日に採血が入っているので、2日後が退院予定となりました。
買い物に行ったり、フロアを散歩したりしているのに、先生が診に来るときはベッドに横たわっていることが多く、「ほら、また寝てる~」と言われる私でした。「低いところへ流れるがごとし……」と先生は私の様子を見てつぶやくし。そんなにぐうたらに見えたのか!
午後からは、前回の入院で仲良くなった姉さんたちがお見舞いに来てくれて、3時間ほど弾丸トークしました。
快調な毎日で楽勝楽勝!と夕方まで思っていたのですが、夕食後から腹の張り感やら違和感やら痛みが出てきて、夕食が全く消化されない状態で3回ほど吐き、その後、腹の痛みは落ち着きましたが、朝までほぼ眠れませんでした。
翌々日の退院がとても不安になりながら朝を迎えます。
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