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過去を思い出すときは

階段下の明かりの差さない納戸(? 正式な場所の名前がわからない)、そこにトイレットペーパーを保管しているので開けたら、目についた。今ごろ。

花火。

息子たちが花火をしたのは小学生ぐらいまでだろうから、もう10年以上は確実にたっている。私が卵巣がんになる前から放置されていたんだな。なぜ今ごろ気づくのだ、俺……。

そのまま捨てるわけにもいかず、とりあえず水没中。

立派な花火たちよ

過去のことを考えるとき、そのときは卵巣がんになった後か、その最中か、などという思い出し方をするようになっています。卵巣がんになってからは花火をしていないのか、私(そりゃあ、息子たちも大きいからせんわな)。

もういっちょ何か処分しようと暗がりをのぞけば

敷物

百均で購入したと思われるシート。それこそ子どもたちの運動会などを見に行くとき用だろうから、えーと、あれ? 運動会や体育祭は中高もあるから、9年前だとしてもまだ学生??

しかし、使った気配がないシート。先日、花見の際にシートがないなあと思っていたのだけど、あったんだな。あのときは車に乗っていた膝掛けをシート代わりに敷いたのだった。これから使うか?

いや、確実に10年近くは埋もれた存在だったから、中に何が入っているかわからん、処分。使うときは買えばいいや。

などなど、購入した年や使ったかどうかなど、卵巣がん罹患時期と比べてしまう私ですが、あと10日ちょっとで手術後丸9年を迎えます。10年生になる日も近いはずっ。

雑記
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この記事を書いた人
ずきみ

卵巣がんサバイバー
再発×4の治療後、経過観察中

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