猫あれこれ

あの間抜け顔には理由があったのか

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猫の頭

元野良猫の三男坊・Mzo(えむぞう)、私が旅行から帰ってくると、私を忘れているようで、すぐベッド下に逃げ込むあんぽんたん息子である。

「猫脳がわかる!」読了

猫の行動学を検索していて見つけた一冊、今泉忠明さんの「猫脳がわかる!」を読み終えた。

猫も人間と同じような思考だと考えてしまう

人間と猫の脳の基本構造は同じらしい。猫の脳が人の脳の研究に使われていたこともあるとか。大きく違う点は、大脳新皮質が猫は非常に小さく、発達していないとのこと。

そのため、筋道を立てたり、高度な情報処理などは物理的にできないようである(本書16ページ参照)。

しかし合理的に考えているように見えるということから、猫の行動学を説いていく一冊であった。

ぽかん顔の理由

Mzoが自分の股のにおいをかいだ後、口を開いて何とも間抜け顔をしたので、よほど臭かったのだなと笑っていたのだが、

通常、ニオイは鼻腔で感じ取るものですが、フェロモンは上顎の裏にある鋤鼻器じょびき(ヤコブソン器官)で感じ取っています。この鋤鼻器に空気を送り込んで、ニオイ物質を検知しているのです。

「猫脳がわかる!」73ページより

ということで、至って猫的な行動であった。初めて見たときは大笑いしたものだが。

ちなみに兄(うちの長男=人間)の足の臭いを毎回かがせられるMzoだが、そちらには無反応である。

猫の行動にはきちんと理由がある

猫の行動の多くは、気まぐれではなく理由があっての行動だと、本書を読んで知った。Mzoと暮らして数カ月、まだまだ不思議な行動に出会うのだと思うと、わくわくする。

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